価格の設定…
ここに問題があり、利益を上げられずにいた、木製品の特殊加工をしている会社がありました。
技術力、加工内容ともに、お客さまから高い信頼を得ている会社なのですが、価格設定がなぜか著しく低かったのです。
ユーザーが少ないから、価格を抑えないといけない…
こういった強い思い込みがあったようです。
リサーチをかけてみると、
5割以上高くても購入する…
この意見が、70パーセント以上ありました。
また、現在の2倍の価格でも購入する…
この意見が、20パーセント以上あったのです。
そこでこの結果を基に、価格の改定を行うことにしました。
現在まで赤字覚悟で商売してきたことをお客さまに訴え、適正価格へとシフトすることへの理解を求めたのです。
ごく一部のお客さまは、たしかに離れてしまいました。
ですが、ほとんどのお客さまが理解を示してくださり、現在では、高利益体質へとシフトしたのです。
高く売れるなら高く売る…
これはビジネスの定石といえることなので、あなたの会社やお店でも、これが実現できるように価格の設定を検討してみてください。