「値下げは利益に結びつかない…」
このように思われがちですが、そうとも限りません。
例えば、具製造販売大手のニトリの2009年8月中間連結決算を見れば、この事実が理解できます。
ニトリは値下げ販売を始めたにもかかわらず、営業利益が約50パーセント増しているのです。
要は、値下げした分単品の利益は減りますが、その分集客力が増したり、一人当たりの購買額が増えたりすることで営業利利益が大幅増となった訳です。
値下げをすることで、このようなメリットが望めるなら、値下げもとても有効な戦略になります。
一概に、「値下げはダメ」というのではなく、こういった点も視野に入れて戦略を検討してください。