ただ単に広告宣伝にお金を掛ければ商品が売れる時代は、ある意味終焉をむかえています。 これはどういうことかと言いますと ほんの数年前までは、一つのCMなどを一日中流し続けることで集客できていました。 ですが、現在では、一つのCMを流し続けていても集客の効果は薄いのです。 では、今、何をするべきなのか 例えばそれは、「一つのCMではなく、多くのパターンのCMを流すこと」です。 ワンパターンなCMには対しては効果が薄くなっていますが、いろいろなパターンを網羅することでお客さまの反応は何倍にも跳ね上がるからです。 以前はこれで良かった ―― こういった過去の経験も大切ですが、現状を把握した打ち手も大切ですので、参考にしてみてください。
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「商品を売る」「サービスを売る」 ―― 売る物が有形無形にかかわらず、営業は大切です。 営業の手法は数多くあり、その効率もピンからキリまで様々です。 ですが、一つ言えるのは、いつの時代でも「泥臭い営業」が大切だと言うことです。 一件一件、ドアコールをして訪問する ―― この顔見せ以上に、お客さまの心を掴む方法はないといえます。 効率的な手法の方が良いのは、誰の目から見ても当たり前のことです。 しかし、効率ばかりに目を向けると、お客さまとの距離は離れていくばかりですので、「泥臭い営業」も忘れないようにして、お客とのコミュニケーションを忘れないようにしてください。
マーケティングは技術(テクニック)というイメージが先行しがちです。 ですが、突き詰めれば、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神と努力だと思います。 なぜなら、テストを繰り返し、幾度となく失敗と改善を繰り返すことでしか成果はでないからです。 技術(テクニック)に走れば、簡単に成果が出せるように思っているマニュアル思考の人も多いのは確かでが、現実には、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神と努力が成果を出すのです。 世の中には、いろいろな打ち手が存在します。 どの打ち手を使うにしろ、こういった気持ちだけは忘れないようにして、一歩一歩着実に前進してください。
商品を売るという行為は難しく取られがちですが、簡単に考えればそれほど難しい行為ではないということに気付くはずです。 例えば、売るという行為の中の一つである、お客さまとの距離を縮めるには、 「身近な人のように振る舞う」 このことを実行するだけで良いといえます。 これを難しく考えたり、理論でなんとかしようとしたりすると、お客さまとの距離は縮まりません。 商品を売るという行為は、頭でっかちになればなるほど難しくなりますので、シンプルに思考するように心がけてください。
ダブルプライスという手法は、いろいろな応用が可能です。 例えば、通販でよく使われている、 「下取り分の値引き」 という方法です。 初めから、下取りすることを前提にして価格を設定して、後から下取り分の値段をダブるプライスとして提示する ―― こうすることで、お客さまにしてみれば下取り分だけ得をした気分になります。 ダブルプライスも自社に合った応用を考えれば、まだまだ利用価値はあるはずです。 みなさんも、視野を広げて、切り口の違うダブルプライスの応用を駆使して、売り上げアップを図ってください。
お試しや、試供品というのは、気軽にできてとても有効な打ち手と言えます。 なぜ、この打ち手が有効なのかといいますと、 「人間の心理として、サンプルを手に取ることで、その商品に引き込まれる」 という傾向にあるからです。 ですので、売りたい商品をサンプルで店内に置いたり、お客さまに提供したりすれば、お客さまはその商品に強い関心を持つので、売れやすくなる訳です。 誰にでもできる簡単な打ち手ですが、これだけで売り上げを増やすことも可能ですので、是非、試してみてください。
「値下げは利益に結びつかない…」 このように思われがちですが、そうとも限りません。 例えば、具製造販売大手のニトリの2009年8月中間連結決算を見れば、この事実が理解できます。 ニトリは値下げ販売を始めたにもかかわらず、営業利益が約50パーセント増しているのです。 要は、値下げした分単品の利益は減りますが、その分集客力が増したり、一人当たりの購買額が増えたりすることで営業利利益が大幅増となった訳です。 値下げをすることで、このようなメリットが望めるなら、値下げもとても有効な戦略になります。 一概に、「値下げはダメ」というのではなく、こういった点も視野に入れて戦略を検討してください。
ビジネスで生き残っていくためには、コミュニケーションが上手くないとダメだと言えます。 社内的にも社外的にも、コミュニケーションが上手くいかないと、全てがガタガタになってしまいます。 そこで、コミュニケーションを上手くとるために、フレームを使ってみてください。 例えば、6W3Hのフレーム WHO :担当者 WHOM :対象 WHEN :時期・時間 WHERE :場所 WHAT :内容 WHY :目的 HOW :手段 HOWMUCH :金額 HOWLONG :スケジュール こういったフレームを使うことで、誰にでもコミュニケーションが均一的におこなえるようになります。 そうすれば、サービスの均一化が図れ、意思の伝達がスムーズに行えるようになり、ビジネスも上手く回り始めますので、参考にしてみてください。
商品が売れるまでの手間(コスト)を省けば、利益が増えます。 ですので、これも、ある意味大切な打ち手の一つです。 ネットを使ったビジネスが優れているのは、この手間(コスト)を大幅にカットできるからです。 対面販売でないので人件費が掛からない上に、ほとんどのことがシステム化(自動化)できるのですから、メリットは大きいと言えます。 ビジネスというのは、手間を掛ければ良いというものではありません。 簡単に課金できるシステムをつくれば、これに越したことはないと言えます。 みなさんの回りにも視点を変えて見渡せば、手間(コスト)をカットできるネットビジネスはまだまだあるはずです。 収益力をアップさせるためにも、真剣に探して、打ち手の一つに加えてみてください。
商品を売ろうとするとき、「どうやったら売れるか」を真っ先に考えます。 これは、みなさん同じ発想だと思います。 言い換えれば、みな同じような位置で鎬を削っているのです。 これでは、この集団から抜け出すのは非常に難しいといえます。 そこで、視点を変えて 「なぜ買わないのかを改善する」 というようにしてみてください。 例えば どんなお客さまが買ってくれないのか? そのお客さまに買って貰うには、どうすれば良いのか。 こういった視点で、物事をとらえれば、他社とは違うアプローチができ、集団から抜け出すことも可能ですので、参考にしてみてください。
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